活動報告

CAB-J 勉強会2017の実施

2017/09/07

衛星テレビ広告協議会(CAB-J)は、9月7日に赤坂TBS放送センターの大会議室にて、正会員および賛助会員を対象とした勉強会を開催した。
今回は、「テレビCMオンライン運用の概要」について、一般社団法人日本広告業協会(以下JAAA)の外山善太氏(博報堂DYメディアパートナーズ)と小林順一氏(電通)氏が説明。勉強会には132名が参加した。 インターネット網を介しての動画素材のデジタル伝送は特別な事例ではないが、テレビCMの素材納品(広告会社→テレビ局)は、ビデオテープ等の物理メディアによる素材搬入が現在も基本となっている。
しかし、物理メディアによる搬入には、HDCAMのサポートが2023年3月に終了すること、悪天候や災害等による物理メディアの搬送遅延等の問題、搬入コストや人件費等がかかる等のデメリットや課題もある。JAAAでは、テレビCMのオンライン運用にむけての技術的課題や運用の仕組みについて長期にわたるさまざまな検証を行い、今年10月からテレビCMのオンライン運用をスタートする。
オンライン化することで、距離の概念がなくなり、素材搬入にかかる時間は大幅に短縮でき、全国一律の到着タイミング実現。また、CM素材の仕分け梱包、陸送がなくなり、メタデータ利用により素材登録管理等業務の効率化、軽減が図れるとともに、従来の物理メディアへのプリント作成業務にかかわる費用や作業の手間がなくなる。当然、悪天候や災害による素材不達遅延等のデメリットも解消される。
今回開始となる「テレビCMのオンライン送稿」では、単に広告会社から放送局へとCM素材の伝送を行うわけではない。オンライン送稿ではCM素材に付随するメタデータ等を活用することから、「CMDeCo」へのCMコード/メタデータ登録業務が必要となるほか、新たにCMデータを広告会社から放送局へ伝送するサーバーを運用する素材搬入事業者という新たなプレイヤーが加わる。現在、7社がこの素材搬入事業者が参入を表明している。
オンライン送稿は、10月から東京キー5局を含む21局で開始され、今年11月~18年3月までに21局の累計42局でスタートする予定。18年度上期には累計60局以上が活用を開始する計画となっているという。


【写真:左から、講師の外山善太様、小林順一様】

■ 開催日 :平成29年9月7日(木)
■ 会場  :TBS放送センター会議室(赤坂)
■ テーマ :「テレビCMオンライン運用の概要」
■ 講師  :(一社)日本広告業協会 外山善太氏(博報堂DYメディアパートナーズ)
       (一社)日本広告業協会 小林順一氏(電通)
■ 参加者数:正会員・賛助会員132名

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