活動報告

「CAB-Jセミナー2023・秋 in 福岡」開催

2023/11/30

CAB-Jは、CS/BSペイテレビ広告の啓蒙活動の一環として、東京、関西、福岡の3地区でセミナーを開催しており、10月3日の東京、11月7日の関西に続いて、「CAB-Jセミナー2023・秋 in 福岡」を西鉄グランドホテルで11月30日に開催。当日は、広告会社やCAB-J会員社から合計97名が参加した。

【写真:梅津 順江 氏】

第一部セミナーでは、CS/BSペイテレビ広告の現状報告に続き、メインプログラムとして、雑誌「ハルメク」の女性誌雑誌販売部数No.1達成を支えた社内シンクタンク「生きかた上手研究所」所長 梅津 順江様をゲストパネリストとしてお迎えし、「これからどうなる?ペイテレビ」と題したパネルディスカッションを実施。パネリストにはCAB-Jより滝山CAB-J会長(衛星放送協会 副会長)、長谷CAB-J会長代行(ジェイ・スポーツ代表取締役社長)も参加。進行は、モデレーターとして宣伝会議執行役員の番匠俊充様にお務めいただいた。

【写真:番匠 俊充 氏】

まず、番匠様からCS/BSペイテレビの様々な取り組みが紹介され、続いて、長谷会長代行から、自身が代表取締役社長を務めるJ SPORTSの事例として、今年3月に侍ジャパンが優勝を飾ったWBCと、ラグビーW杯への取り組みが紹介された。
これを受けて視聴者の属性に合わせたアプローチの仕方に焦点が当たり、梅津様からは、「顧客と信頼関係を築いて顧客理解を行うことがまず重要であり、イベントなどの接点を増やすこと・多いことも強みとなる。顧客にとって信頼できる場所であることが必要なのでは。独自性ももちろんだが、顧客を大切にした商品づくり、どこから買うかを重視する顧客にとって信頼とか安心を感じてもらうことが強みになってくるのではないかと思っている。」とのお話があった。

【写真:長谷CAB-J会長代行】

次に、衛星放送協会の附属機関である多チャンネル放送研究所の調査・分析データをもとに、ペイテレビの視聴状況や視聴態度についての説明が行われる中で、コネクテッドTVの普及や動画配信サービス(有料及び無料)の認知と視聴者数の増加についても議論があった。

一方で、専門性・オリジナルコンテンツの強化など、ペイテレビの可能性が示される場面もあり、あわせてペイテレビの広告セールスの話題にも展開し、梅津様からハルメクの買われ方とその先を調査している中で読者にどのような広告が届くかはという研究の中で効果があった事例など紹介いただいた。

【写真:滝山CAB-J会長】

今回のパネルディスカッションでは、ペイテレビの特徴として「自由度の高い広告商品が揃う」「制作&クリエイティブ力がある」「放送に加えてさまざまなメディアとのクロス展開が行える」などの事例が紹介されたが、梅津様からは「若い世代は消費者がSNSなどを通じてメディアになれる時代にあって、無料に慣れている。こういった世代が歳をとった時に、今の自分に必要なメディアだと思わせ徐々に視聴者にとって習慣になるような「沼る」状態に持って行くこと、そうさせるためには何が必要かの深堀が今以上に重要だと思う。専門性を個々で持つのではなく、それを繋げる・循環させることでより強い力をもって「沼る」状態にしないと難しいところまで来ているのではないか」とお話しいただき、「沼る」というパワーワードで締めくくられた。

広告会社の皆様とCAB-J正会員チャンネルの担当者が集うのは、コロナ禍にあって3年ぶりの開催となった本年2月のセミナー以上に、活気溢れる有意義なコミュニケーションの場として、盛会の内に幕を閉じた。

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