活動報告
2023/02/27
CAB-Jは、CS/BSペイテレビ広告の啓蒙活動の一環として、東京地区、関西地区、福岡地区でセミナーを開催しており、東京地区では2月27日に「CAB-Jセミナー2023」を東京ドームホテルにて開催した。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった当日は、広告会社やCAB-J会員社から合計275名が参加した。
第一部セミナーでは、主催者を代表した長谷会長代行の挨拶に続き、メディアデータ委員会の長谷川副委員長から「テレビ通販でも使える!『全国ペイテレビ調査』を活用した出稿プランニング」と題したセミナーを実施。CS/BSペイテレビが「良質な広告媒体」「ユニークな視聴者属性」「自由度の高い広告商品」など多彩なコンテンツでターゲティングできる唯一のテレビ放送である旨が説明された。また、メディアデータブック2022-2023から「視聴者構成」「視聴者属性」「視聴時間帯」などの概要が報告された。また、「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」をもとに、「広告ターゲットがよく見るチャンネルを探す」「広告ターゲットが視聴している時間帯をチェック」「重複視聴状況を確認」などの段階を経てアプローチする出稿プランニングが紹介された。
セミナー後半では、アドバタイザーズ講演として、サッポロビール株式会社 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ 福吉敬様をお招きし、「お客様にこれまで以上の価値をお届けしたいサッポロビール、顧客理解の解像度を高める取り組み」について、月刊『宣伝会議』編集長の谷口優様にモデレーターとして進行をお願いし、ご講演いただいた。 ヱビスビールのブランディングについて、データの活用の有用性に基づいて、ファンコミュニティの運営やコミュニケーションワードの継続についての知見、ミュージックフェスティバルや箱根駅伝の協賛を通しての施策などご披露頂いた。
最後に、「CS/BSペイテレビはデータが取ろうと思えば取れる環境にあるのではないか。そのデータを広告主側のデータと接合することによって、その効果がどこにあったのか可視化することができればもっと出稿しやすくなる。データ活用をより深めていくことによって、何かできるようになったらいいのでは。」とCS/BSペイテレビへ期待と要望も語られた。
第二部の懇親会では、滝山会長が日頃の感謝の意を述べた後、広告会社代表として、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ テレビタイムビジネス&ラジオ局局長代理中裕介様からご挨拶と乾杯の発声をいただいた。
広告会社の皆様とCAB-J正会員チャンネルの担当者が、感染対策のマスク越しながら、3年ぶりに集えた今回のセミナーは、とても有意義なコミュニケーションの場として、盛会の内に幕を閉じた。
【写真:左から、長谷会長代行、長谷川副委員長、サッポロビール-福吉様、宣伝会議-谷口様】
【写真:左から、滝山会長、博報堂DYメディアパートナーズ-中様、髙橋会長代行】