活動報告
2023/02/24
CAB-Jは、CS/BSペイテレビ広告の啓蒙活動の一環として、東京地区、関西地区、福岡地区でセミナーを開催しており、福岡地区では2月24日に「CAB-Jセミナー2023 in 福岡」を西鉄グランドホテルにて開催した。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった当日は、広告会社やCAB-J会員社から合計92名が参加した。
第一部セミナーでは、主催者を代表した三井営業推進委員会副委員長の挨拶に続き、メディアデータ委員会の長谷川副委員長から「テレビ通販でも使える!『全国ペイテレビ調査』を活用した出稿プランニング」と題したセミナーを実施。CS/BSペイテレビが「良質な広告媒体」「ユニークな視聴者属性」「自由度の高い広告商品」など多彩なコンテンツでターゲティングできる唯一のテレビ放送である旨が説明された。また、メディアデータブック2022-2023から「視聴者構成」「視聴者属性」「視聴時間帯」などの概要が報告された。また、「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」をもとに、「広告ターゲットがよく見るチャンネルを探す」「広告ターゲットが視聴している時間帯をチェック」「重複視聴状況を確認」などの段階を経てアプローチする出稿プランニングが紹介された。
セミナー後半では、アドバタイザーズ講演として、嘉穂無線ホールディングス株式会社 マーケティング部 部長 岩橋貴樹様をお招きし、「GooDayのマーケティング戦略とペイテレビメディアに期待すること」について講演いただいた。嘉穂無線ホールディングスが展開するホームセンター「グッディ」のマーケティング戦略が紹介された。テレビCMやイベントなどさまざまな施策を実施。併せて各種分析データを各セクション・メンバーに共有することで次の施策につなげるなど、DX戦略を行うことで成長を続けている、とのことであった。
最後に、「ネット広告のほうが費用が割安のようなイメージがあるが、特に地方においては決してそうではない。むしろ、ネット広告の単価が上がっている今、CS/BSペイテレビのほうが高い費用対効果を得られるのではないかと考えている。幅広いジャンルをカバーできるCS/BSペイテレビは、広告主のセグメント化された要望にも対応できるのではないか。また、地上波では難しい長尺CMも魅力的である。」とCS/BSペイテレビへの期待も語られた。
第二部の懇親会では、滝山会長が日頃の感謝の意を述べた後、広告会社代表として、株式会社九州博報堂執行役員松田仰様からご挨拶と乾杯の発声をいただいた。
広告会社の皆様とCAB-J正会員チャンネルの担当者が、感染対策のマスク越しながら、3年ぶりに集えた今回のセミナーは、とても有意義なコミュニケーションの場として、盛会の内に幕を閉じた。
【写真:左から、三井副委員長、長谷川副委員長、嘉穂無線ホールディングス-岩橋様、滝山会長】
【写真:左から、九州博報堂-松田様、土屋委員長】