活動報告

衛星放送協会オリジナル番組アワード CAB-J賞 受賞作決定

2019/07/31

左から、講評を述べる滝山CAB-J会長、
ジョン・フラナガン様、村上拓也様、
クリス・ハンプレイ様、吉野浩之様

7月17日、「第9回 衛星放送協会オリジナル番組アワード」の授賞式がよみうり大手町ホールにて開催されました。
「オリジナル番組アワード」とは、専門チャンネルならではの優れた番組を表彰するとともに、衛星放送協会会員社のオリジナル番組制作を促進し、かつ有料・多チャンネル放送の番組を広く訴求することを目的に2011年から毎年開催されています。
そして本年開催の第9回から、優れた広告企画を表彰する「CAB-J賞」が新設され、CS/BSペイテレビならではのオリジナリティ溢れる広告企画が選ばれることになりました。 そして、栄えある第1回目の受賞企画は、「ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメ」(エーアンドイーネットワークスジャパン合同会社)による、東日本旅客鉄道様の「東北6県へのインバウンド施策」に決定。7月17日の授賞式には、エーアンドイーネットワークスジャパンのジョン・フラナガン様、エーアンドイーネットワークスアジアのクリス・ハンプレイ様、東日本旅客鉄道の村上拓也様、ジェイアール東日本企画の吉野浩之様にご登壇いただきました。

©2019 A+E Networks Japan G.K. All Rights Reserved.

「東北6県へのインバウンド施策」は、日本国内だけでなく、東南アジアのインバウンド旅行者をターゲットとし、鉄道を使った旅をすることで東北の魅力を訴求する『ORIGINS 鉄道で巡る、冬の東北』番組企画。単純に観光地を紹介するだけではなく、各地の起源や成り立ち・食文化など旅を楽しむ要素を交え、ヒストリーチャンネルならではの番組企画を提案し実施されました。番組は東南アジアでも放送されたほか、SNSやWebサイト用のショートムービーとしても展開し、広く東北の魅力をPRしました。

授賞式にて滝山正夫CAB-J会長は、「このような素晴らしい作品を記念すべき第1回のCAB-J賞に選ぶことができ、誇りに思います。旅番組として、インバウンド旅行者向け情報番組としても大変中身の濃い60分番組です。シンガポールの制作者による番組制作であり、私たち日本人とは違うテーマや切り口、そして挿入音楽やカット割りも全く異なり、とても新鮮でした。審査員全員がこの作品がベストと判断しました」と講評を述べました。

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東日本旅客鉄道の村上様からは「この番組は、東南アジアのインバウンド旅行者に鉄道を使っていただくため、ヒストリーチャンネルから東南アジア向けに東北をテーマにした作品作りの提案を受け、実施しました。JR東日本では現在、海外向けにデジタルプロモーションの強化を図っています。今回の取り組みは、60分の長尺番組を日本と東南アジアで放送するとともに、その番組をポイントポイントごとで分割し、ショートコンテンツとしてSNS等で配信する、まさに目指すべき姿がありました。番組はもちろん、SNS等での反響も良く、非常に喜ばれています。
2020年度は東京オリンピック・パラリンピック開催年度であるとともに、2011年3月の東日本大震災から10年という節目でもあります。来年もしっかりと東北をPRし、インバウンド旅行者の増加を進めていきたいと思います。また、ヒストリーチャンネル様には、欧米向けに今回とは異なる角度での作品の提案もお願いできればと思います。今回は栄えある第1回の受賞、ありがとうございました」と挨拶されました。

「CAB-J賞」を受賞した「東北6県へのインバウンド施策」の詳細やPR動画などは、「オリジナル番組アワード」HPに掲載されています。ぜひそちらもご一読ください。
https://www.eiseihoso.org/award/2019/cab-j.html

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