活動報告

CAB-J、衛星放送協会 倫理委員会、勝JARO専務理事を招き共催セミナー開催

2013/2/8

衛星放送協会 倫理委員会と衛星テレビ広告協議会(CAB-J)は2月8日、第13回共催セミナーを開催し、54名の方が参加しました。 今回は、公益社団法人 日本広告審査機構(JARO)の勝 俊明専務理事を招き、「平成24年上期 JAROの審査概況と見解事例」というテーマで、「JAROの活動内容」「平成24年度上期の審査実績」「平成24年度上期の見解事例」「平成24年度上期話題になったテレビCM」について講演頂きました。 宍戸氏

平成24年度上期JAROの審査概況と見解事例を学ぶ

2012年上期もJAROに対し数多くの意見や照会等が寄せられましたが、その総受付数は2,640件とのこと。
これは前年同期比で115.4%増とのことですが、苦情や意見は減少傾向にあり、広告主からの照会が急増したそうです。
ちなみに、苦情や意見の数は前年比90%となる1,283件でした。

このように苦情や意見は減少傾向にありますが、「見解」(「審議案件」「警告」「提言」)となった事例は増加し、16件に上りました。これは前年と比べて6件増加となります。 見解のうちで、「審議案件」「警告」となったものは、法律で区分すると、薬事法、景品表示法、特定商取引法、医療法に抵触した事案になるそうです。

また、見解対象となった事案を媒体別でみると、ネット(6件)、折込広告(4件)、テレビ(3件)、DMとチラシ(各2件)となりました。 セミナーでは、実際に問題となった11件の事例が映像とともに具体的に紹介され、その問題点などの解説が行われました。

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