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    スカパー、13年度通期決算は増収増益

    2014-05-09

    スカパーJSAT(株)(東京・港区)は、2013年度の通期決算を発表した。営業収益は前期比+7.6の1,716億8,300万円。営業利益は前期比+34.4%の217億1,300万円となり、増収増益を達成した。経常利益は前期比+37.1%の215億2,900万円、経常利益は前期比-0.2%の96億5,900万円となっている。

    また2014年度の連結業績予想については、営業収益が前期比-4.8%の1,635億円、営業利益が前期比-17.1%の180億円、経常利益が前期比-18.7%の175億円、当期純利益が+24.2%の120億円。今年5月末のMPEG2放送終了という特殊要因によってマイナス予想となっている。

    その他決算会見において高田社長は、N-SAT-110の後継衛星として調達するJCSAT-15に関して、「左旋円偏波のトランスポンダを積もうと考えている。110度で4K/8Kのサービスを担っていこうとう判断」と、110度左旋円偏波での4K/8Kサービスの可能性について語り、「ただし、そうした左旋円偏波の利用を含め、長期のロードマップを全体で話し合っていく必要がある」と、4K/8K放送実現に向けた長期ロードマップの必要性を説明していた。

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