CS/BSペイテレビ広告について

CS/BSペイテレビの基礎知識

ペイテレビの多彩な専門チャンネルは、視聴者特性データに基づく効果的な広告出稿が可能

CS/BSペイテレビとは、「料金を支払って視聴する、CSおよびBSテレビ放送の総称」で、CSとBSを合わせ百数十の専門チャンネルが、衛星放送のスカパー!や全国各地のケーブルテレビ、IPTV等を通じて放送されています。
現在は、日本の総世帯数の24.2%に当たる1,350万世帯(2023年3月末現在)に普及しており、衛星テレビ広告協議会(以下CAB-J)は、これらCS/BSペイテレビの広告価値向上と利用促進等を目的に活動しています。

CS/BSペイテレビで放送されている専門チャンネルのジャンルは、ニュース、ドキュメンタリー、スポーツ、映画、ドラマ、アニメ、音楽、総合エンターテイメント、趣味・娯楽・教育・教養と細分化されています。それだけでも視聴者属性が明確なターゲットメディアだといえますが、2021年4月から、ビデオリサーチ社のテレビ視聴率(全国32地区)の調査フレームを利用した「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」のデータ提供が開始されたことで、地上波放送局・無料BS放送局と同様に、全国のCS/BSペイテレビの視聴実態も測定することが可能になりました。すなわち、ネット接続された受信機から限定的に収集された視聴データや視聴ログでは難しい、『全国のテレビ所有世帯を対象にした代表性のある視聴の実測把握』が可能です。

加えて、「性別」「年齢」「職業」等の基本プロフィールと併せ、ADVANCED TARGET(ビデオリサーチ社のACR/ex調査項目をベースにデータフュージョンを行う)による拡充したプロフィールデータにより、全国ペイテレビ調査オリジナルターゲットとして、意識・生活行動等を組み合わせたペルソナターゲットが提供されています。

もとより、『コンテンツが専門特化的で明確』『コンテンツに集まるオーディエンスが存在』ゆえに、『高い態度変容効果が期待』されるCS/BSペイテレビ広告ですが、同調査と組み合わせることにより、ターゲット起点でチャンネル&番組を選定し、同じターゲットで出稿実績を振り返る、プランニングとアクチュアルの両方でデータ活用が可能となっています。

CS/BSペイテレビは、今後も創意工夫のチャレンジを続け、多彩なジャンルを個別に特化した専門性の高い番組を制作・編成するとともに、様々な調査データの活用により、今まで以上に視聴者属性が明確なセグメントメディア/バーティカルメディアとしてもその存在意義を高め、メディア価値の向上に努めて参ります。ぜひ、ご期待ください。

CS/BSペイテレビの視聴方法

◆CS/BSペイテレビ(有料・多チャンネル放送)を視聴いただくには、スカパー!、WOWOW、ケーブルテレビ、IPTV各社への申込みが必要です。

CS/BSペイテレビの普及状況

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データに見るCS/BSペイテレビの特徴

ペイテレビの視聴量

全国のペイテレビ視聴可能世帯数

時間帯別 ペイテレビ平均推計接触者数

ペイテレビ世帯到達率の時間帯推移

ペイテレビ加入者の特徴

ペイテレビの視聴者属性の特徴

チャンネルポジショニングマップ(性・年齢別)

視聴経験者の男女比率と平均年齢によるチャンネルポジショニング

各ジャンルの曜日×時間帯別ヒートマップ

テレビ接触率 全国ペイテレビ調査:2022年4月4日~2023年4月2日の個人全体4才以上の平均推計接触数

各ジャンルの曜日×時間帯別ヒートマップ

「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」概要

テレビ接触率 全国ペイテレビ調査 概要

地上波・無料BSと同一パネルを使用

「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」は、CS/BSペイテレビが全国でどのくらい見られているのかを示すデータです。

地上波・無料BS放送局と同一パネルを使用し、調査対象地域は全国32地区47都道府県で、サンプル数は全国10,700世帯(25,000人程度)をもとに集計されています。

CAB-Jでは、CS/BSペイテレビの普及状況から本調査におけるペイテレビ視聴可能サンプル数を推計2,000世帯以上と見込んでいます。

毎日・毎分単位で調査

世帯・個人単位ともに52週(毎日)、継続的に視聴状況が把握可能です。

また、毎分データの提供により、CS/BSペイテレビの視聴状況の分析をより詳細に行うことができます。

「ADVANCED TARGET」でプロフィール付与

 「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」では「ACR/ex」(※)をデータフュージョンした「ADVANCED TARGET」により詳細プロフィールが提供されています。2つの調査項目 ( デモグラフィック特性・テレビ視聴パターン)におけるサンプル間の類似度を統計的に計算し、紐づけることでプロフィールが推計付与されています。

「性別」「年齢」「職業」「同居家族」といった直接取得しているプロフィールのほかに、「年収」「嗜好」「関心広告商品」などの詳細プロフィールを付与した常時約400ターゲットが「ADVANCED TARGET」では提供されています。これによりペイテレビの特徴である多彩な視聴者属性で、テレビ接触状況の把握・分析が可能です。

広告プランニングや、出稿後の振り返りに是非ご活用ください。

(※)ACR/exとは生活者を「意識」と「利用・購入者」の両側面で捉えるマーケティングデータです。「テレビ接触率 全国ペイテレビ調査」でご提供している「ADVANCEDTARGET」はこのデータの一部を利用しています。

調査会社株式会社ビデオリサーチ(自主調査)
設問数・設問内容約15,000問 対象商品ブランドは5,000以上 メディアは6媒体以上
調査方法電子調査票による調査
調査地域及び調査標本数全国の主要7地区 7地区計:10,700人
調査対象者男女12~69才個人

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2022年度出稿 業種構成比

全体の概況

アドバタイザー数:サプリメントと健康・美容食品が8割以上を占める「食品」が33%で1位、「化粧品・トイレタリー」が15%で2位、「趣味・スポーツ用品」が9%で3位と、ここまでは2015年以降同じ傾向が続いていますが、2022年度は前年度7位だった「金融・保険」が8%と4位に浮上しています。

1アドバタイザー当たりの平均出稿チャンネル数:全体平均 4.3チャンネルに対し、「流通・小売業」が 8.0チャンネルと7年連続1位。前年度4位の「金融・保険」が7.3チャンネルで2位、3位にはアドバタイザー数では1位の「食品」が 5.7チャンネルと続いています。

ボリューム:1アドバタイザーのCMが3カ月の間に1回でも放送されたチャンネル数の累計では、1位が「食品」の43%、2位は「化粧品・トイレタリー」の17%、3位は「流通・小売業」が 14% と、上位3業種で全体の74% を占め、これらの業種のCM量の多さが分かります。

広告出稿調査 ジャンル別 2021年度出稿調査業種構成比

※調査期間:四半期ごとに出稿のあるアドバタイザー名を各チャンネルにアンケート実施。
※調査期間:2022年4月~2023年3月(1年間)
※業種分類は(株)電通「日本の広告費」参照
※衛星テレビ広告協議会(CAB-J)調べ

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CAB-J 参加チャンネル

衛星テレビ広告協議会(CAB-J)には、バラエティ豊かな61の専門チャンネルが参加しています。

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